【今さら聞けない】たまに聞くけど意味がわからない英語・カタカナ語3

【今さら聞けない】たまに聞くけど意味がわからない英語・カタカナ語③

以前もよくわからない英語・カタカナ語に関する記事を書きましたが、日々働いているとまたまた？？？な言葉が増えてきましたのでまとめます。

ディスパッチ：dispatch

本来の英語の意味は「派遣する」「発送する」「処理する」といったニュアンス。

IT用語としての意味はOSが複数の処理をするにあたり内容や用途によって実行する順番などを振り分けること。

この働きをするプログラムをディスパッチャという。

PE：private equity fund

プライベートエクイティファンドは機関投資家や個人投資家から集めた資金を集めた資金を事業会社へ投資し、その企業の経営に深く関与し、企業価値を高めた後に売却することで高い利益を得ることを目指す投資ファンドを指す。

グロスとネット：grossとnet

本来の英語の意味はgrossは「総体」「総量」「統計」「大きい」「全般的」「太った」などの様々な意味がありますが総じて全体、全部、大きいのような意味合いになります。

netに関しては現在では日本語としても使われているように網やわなといった意味に加えて「純量」「正味」といった意味があります。

ではグロスとネットとなるとどのように使うのでしょうか？

グロスはいわゆる総額という意味合いで使われる場面が多いです。

広告出稿を例として考えるとグロスはクライアントが広告代理店に支払う費用そのものです。

一方でネットはその広告を実施するのに本当に必要な額となります。つまり原価のようなものですね。

【グロスの金額】－【ネットの金額】＝【広告代理店の手数料】のような構造になります。

またグロスとネットは車のエンジンのスペック値として使用されることもあります。

この場合、グロス値はエンジン単体で測定したエンジンの能力を100%発揮した数値となります。一方ネット値はエンジンを車体に設置してからの数値となりますのでエンジンの能力を100%計測できるわけではありません。

ゴルフのスコアにおいてもグロスとネットという言葉が使われています。

ゴルフの場合にはグロスは18ホールすべてまわった、またはラウンド終了時の純粋なスコア数になります。そしてゴルフコンペなどでは実力によってハンディを設けるので、グロスからこのハンディを引いた数をネットの打数といいます。

オウンドメディア：Owned Media

広い意味では自分たちで所有する（＝Owned）のメディアという意味になります。

例えばHPを持っている企業は多いと思いますが、現在ではそれに加えてブログ、InstagramやTwitterで情報発信を行う企業も増えていると思います。

ただ狭い意味では企業が運営するブログやウェブマガジンを指す場合があり日本では狭い意味で使われる方が多いようです。

BPO：Business Process Outsourcing

BPOとは呼んで字のごとくで企業の業務の一部を専門業者にアウトソーシングすることです。

オフショア：offshore

「off：離れて」と「shore：岸」が合わさってできた言葉で本来の意味は「そこから離れること」になります。

ビジネス用語としては本来の離れてではなく、「自国から離れた地域」「海外」という意味で使われるのが一般的となります。

別の使い方では金融業界でのオフショア＝租税優遇国やIT業界でのオフショア＝人件費の安い海外への業務委託などもあります。

SOGI：Sexual Orientation and Gender Identity

SOGIはsexual、orientation、gender、identityの頭文字から出来ています。

LGBT（レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー）は「誰」を指す言葉ですが、SOGIは「どんな性別を好きになるのか」「自分自身をどういう性だと認識しているか」という「状態」を指す言葉です。

SOGIに関して差別や嫌がらせを受けることをSOGIハラスメントともいう。

また他人のSOGIについて許可なく公表することをことをアウティングと呼びます。

まとめ

いかがでしたか？

気づかない間にどんどんカタカナ語や日常で使われる英語が増えて困りますが自分をアップデートして恥をかかないように備えておきましょう。

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